夜勤明けの過ごし方 期間工・工場勤務の方の場合
夜勤明けの過ごし方、期間工の方、工場勤務の方はどのように過ごしていますか?
「連続勤務なので夜勤終了当日も夜勤だよ・・・」
「明けは休みだけどその日はずっと寝てる・・・」
「明けにパチスロやスロット三昧」
など、期間工、工場勤務の方の過ごし方はさまざまです。夜勤で働いていると生活のバランスが崩れがちになります。疲れもなかなかとれず、体調も崩しやすいです。
夜勤明けの過ごし方を今と少し変えるだけで、心も体も元気な状態で生活できます。夜勤明けはどのように過ごせばよいのか、一緒に考えていきませんか?
こちらも参考にしてください。
夜勤明けの過ごし方 期間工・工場勤務
夜勤明けはそのまま帰宅して就寝する
夜勤明けの解放感からかどこかに遊びに行きたい、遠出したい、パチスロ行きたい、と思う方も多いと思います。夜勤明けはそのまま帰宅して、軽くごはんを食べてから眠りにつくというのがおすすめ。
まったく睡眠をとらずに活動しても、思考能力や判断力が低下していて、眠気ばかりが先行してしまい、思うように体が動かないということになります。夜勤明けのハードな運動、長時間の車やバイク等の運転は本当に危険な行為です。事故が起こってからではおそすぎます。
夜勤からの帰宅後は軽い食事をとってから、ぐっすり眠るための準備をしましょう。就寝前のシャワーやお風呂にゆっくりとはいるのもいいでしょう。湯船にゆっくりつかることで、体の疲労を少し軽減することができます。温度は少し低め、40度ぐらいが適温です。あまり長風呂をし過ぎると、逆に体に疲れが残ってしまう事になるので、湯船につかるのは10分程度が良いでしょう。
食事(朝食)は胃腸に負担のかけないもの、温かいスープやおかゆ、フルーツなどがおすすめです。大量に食事をしてしまうと、消化に時間がかかってしまい、寝起き後に体の疲労感、胃腸の痛みを感じることになります。食事は少なめにとどめておきましょう。
就寝前はスマホ、タブレット、PC、テレビの画面はなるべく見ないようにします。就寝30分前にはそれらを見ることをやめるようにしておきます。眠る前にそれらの機器から出ているブルーライトは、脳を覚醒する光です。より目がさえてしまい眠れなくなってしまう可能性があるので、早めにそれらを見ることをやめましょう。
カーテンを閉めて部屋を暗くしてから寝るようにします。明るいまま、電気をつけたままで寝てしまうと、快眠できずに体の疲労がとれにくくなります。
食事は胃腸に負担のかからないものを食べる
夜勤明け、独身の方は特にですが、疲労感からなのか高カロリーなものを食べがちではないかと感じます。例えば牛丼大盛り、ラーメン、チャーハン、揚げ物、カップラーメンなどを食べてしまうと太ってしまう原因になりますし、消化に時間がかかるので胃腸に負担をかけることになります。目覚めた時に、胃痛がしたりおなかを下したりすることもあります。
食べるものの量に関しても大切です。朝ごはんを食べすぎてしまい満腹感を得てから就寝するのは、あまりよくありません。腹8分目と言いますが、腹5~6分目ぐらいにしておくのが良いでしょう。食べ過ぎで寝てしまうと、起きた時に胃腸の重さ、体の倦怠感が残ってしまう可能性もあります。食べ物を消化するのに体力を使ってしまうからです。
夜勤明けは低カロリーで胃腸に負担をかけないものを、少なめに食べましょう。
夜勤明けの朝ごはんのおすすめは5つあります。
温かいスープ
お豆腐
雑炊やおかゆ
茶碗蒸し
りんごやオレンジなどのフルーツ類
詳しくはこちらを参考にしてください。
上記以外にも、夜勤で疲れた体を癒す温かい食べ物、胃腸に負担をかけない食べ物、食べた満足感を得やすいものがあると思います。自分に合った夜勤明けの朝ごはんを見つけてみるのも楽しいですね。
就寝前はお酒は控える
就寝前、低カロリーで胃腸に負担のかけない食事を取った後に、ビールや酎ハイなどお酒を飲んでからベッドに入る、就寝するという方もいると思います。
仕事後のお酒っておいしいですよね!仕事の解放感からか、どうしても飲んでしまうという方も多いのでは。できれば、夜勤明け当日にお仕事の日は、なるべくお酒を控えるようにしましょう。お酒を飲んでから寝ると、ぐっすり眠れるかもしれませんが、起きた時にアルコールが体の中に残っていることで、疲労感がいつもよりも増すことになります。
起床後は頭がぼーっとしてしまい、思うように行動(出社までの準備)ができません。胃腸の調子もあがりません。できれば、できればでいいのですが、就寝前のお酒は控えるようにして、夜勤明けがお休みの日の時だけ飲むようにしましょう。(どうしても我慢できない方は、ほんの少しだけにしておきましょう)
起床後はゆっくり食事をしてリラックスする
夜勤明けの過ごし方、仕事の終了後は帰宅して、軽く食事を取り睡眠をとるのがおすすめだということがわかりました。
では起床後のお話です。明けの日が休みの方は、起床後は軽く食事を取りましょう。この時も明けの朝ごはんとほぼ同じようなメニューを食べるのが良いです。少しボリュームがあるのも入れるのも良いでしょう。例えばサラダチキン、ささみ、湯煎した豚肉(しゃぶしゃぶ肉)などがおすすめ。この時も満腹感を得るのではなく、腹5~6分目ぐらいにしておきましょう。
食事前に軽く運動するのもおすすめです。外で軽くウォーキングやジョギングを行うのも良いですね。太陽の光を浴びることで、体内時計を正常に戻し、健康的な生活をおくることができます。
食後は自分がストレス解消できることを行うことをおすすめします。人によってさまざまだと思いますが、自分が好きなことを思いっきり楽しむことが大切です。例えば出かけたり、ショッピングをしたり、デートをしたり、美味しいものを食べに行ったり、スポーツをしたり、家でゆっくり音楽を聴いたり、読書をしたり、ゲームをしたり、勉強をしたりなど、自分自身がやりたいことを思いっきり楽しむリラックスが心身ともに健康になれる大切なことだと思います。
夜勤明けの明けの休日、自分自身が何を行えば心身ともにリラックスできるかを考えておくことが大切です。心を休めるもの、体を休めるものをそれぞれ、お仕事の休憩中に考えておいても良いと思います。
夜勤が連勤で続く場合、明けの日も仕事という場合は、少しの時間をリラックスタイムとして使うことをおすすめします。家と職場の往復だけでは、心も体も疲弊してしまいます。スキマ時間や出勤時間、家を出る少しの時間でリラックスできることを行いましょう。
夜は早めに就寝(布団・ベッドに入る)
夜勤明け、明け当日がお休みの方は、なるべく早めに就寝することをおすすめします。22時には布団・ベッドに入ってゆっくり体を休めます。
夜勤明け当日は疲労もたまっているはず、仮眠しかとらなかった方は寝不足だと思います。早めに就寝することで体に残っている疲労感をやわらげます。眠る時間が早すぎて眠れないと感じた方は、ゆっくり目をつぶって、心を落ち着けて横になっていると自然と眠りにつくことができるでしょう。それでも眠れないという方は、目をつぶって、気持ちを落ち着けるだけでも、睡眠と同様の効果があります。
就寝30分前にはテレビやスマホ、PC、タブレットなどの機器を見るのをやめましょう。いつのまにか時間が過ぎてしまって深夜に、ということにもなりかねません。就寝前にゆっくり読書をしたり、リラックスできる音楽を聴くのもおすすめです。
こちらも参考にしてください。
期間工・工場勤務の夜勤は疲労がたまりやすい
期間工や工場勤務の夜勤は、いわゆる体力系のお仕事内容がほとんど。身体に疲労感がたまりやすく、なかなか抜けない、毎日起きるのが辛い、仕事がだるいと感じてしまうことが多いです。
疲労がたまると日々の食生活や睡眠などがどうしても乱れがちになります。疲労感からかすべてが億劫に感じてしまい
「眠る→起きる→仕事→眠る→起きる→仕事」
と単調なルーティンになりやすいです。
体の疲れをなくす、少なくさせるためには、体力アップや筋力アップの運動、バランスのいい食事、質の高い睡眠が大切です。それらをどのようにすれば高められるか、良いものにできるかを日々考えておいて、実行にうつすことで、今よりも生活のバランス、体のバランス、心のバランスが整います。
期間工・工場の夜勤の仕事は、体力的にもハードでとても大変です。夜勤明けの過ごし方を少し変えるだけで、健康的で充実した生活になります。今日も一緒に期間工夜勤、工場夜勤頑張りましょう。