工場の夜勤はきついの?楽なの? はじめての方が知っておくべきこと
「工場の夜勤で稼ぎたい!はじめて働くんだけど、仕事はきついの?楽なの?どんな人が働いているの?」など工場の夜勤に関して、さまざまな疑問があると思います。
工場の夜勤で働く前に知っておくべき情報をまとめてみました。これから工場の夜勤で働こうと考えている方、少し興味がある方、本業があって副業で仕事をしたいという方に参考になればと思います。
工場の夜勤ってどうなの?
実際のところ、工場の夜勤ってどういうものなの?と感じている方も多いと思います。初めて工場の夜勤で働く方にとっては、ある意味で未知数ですよね。当ブログやSNSで来た質問をベースに答えていきたいと思います。
Q.工場の夜勤はきつい?楽?
工場の夜勤ってきついのか?ラクなのか?実際のところどうなのでしょうか。
「工場の夜勤は・・・ほどほどにきつい」
かなと私は感じています。
人によっては、工場の夜勤ってラクだよ!それほどきつくないよ!という方もいると思いますが、仕事や生活に慣れることで「ほどほどにきつい」から「若干きつい」→「ややラク」→「結構ラク」というように変わっていくと思います。
夜勤で働くのが初めての方は、生活サイクルに体が慣れるまでは、かなりきついかもしれません。仕事内容も覚えるまで、慣れるまではそれほど楽ではないと思います。
まずは興味のある夜勤の仕事、自分の希望に合う夜勤のお仕事を探してみて、実際に働いてみてから、夜勤の生活が合うのか合わないのか、仕事が合うのかなどを考えて良いと思います。
Q.夜勤で働く人の1日のスケジュールを見てみよう
夜勤で働いている人の1日を見てみましょう。私自身の夜勤の仕事がある日のスケジュールを例に見ていきましょう。
14:00 起床
14:10
| 昼食を食べて掃除、ランニング、身支度など
17:20
17:40 出勤
18:20 会社着
19:00 仕事開始
00:00 お昼休み(真夜中ですけど)
06:00 お仕事終了
06:30 帰宅
07:30 就寝
睡眠時間が少なめですが、いつもこんな感じで私は動いています。19時出社はかなり早いですが、たまに20時から始業ということもあります。
工場の夜勤の一般的なスタート時間は21時、もしくは22時からだと思うので、上記スケジュールよりはかなり時間に余裕があると思います。22時からであれば3時間ほどは時間に余裕があるので、その時間は家事、育児、お買い物、用事などに使えると思います。
Q.工場の夜勤で働いている人ってどんな人?
働いている人はその夜勤の仕事だけをしている方もいれば、ダブルワーク(掛け持ち)でお昼は普通の会社員のお仕事を、週末は工場の夜勤をという方もいます。現在お昼にも仕事をしている方で、夜勤もはじめたい、ダブルワークしたいという方もいると思いますが、ほとんど睡眠時間を取らずに働くことで体調を崩してしまうかもしれないということもあります。
お昼の仕事がお休みの日、または翌日がお休みの日など、体に負荷をかけないようなダブルワークを行うことをおすすめします。
もう一つ気になるのが、夜勤で働いている人たちの人間性ですかね。夜勤で働いている人の多く、特に30代以上の方は社会でさまざまな経験をしている人が多いような気がします。大手1部上場企業でバリバリに働いていた方、教師、サービス業、元社長や元部長、今まで働いたことがなかった(ニートだった、ひきこもりだった)、など経歴を聞くと本当にさまざま。ごくまれに変わった人だな~と感じる方も中にはいますが、そのような方々と休憩時間に話をするだけで、かなり面白いな、勉強になるなと私は感じています。
夜勤で働いていると人とのつながり、友人関係のつながりが希薄になると言われていますが、職場で新たな関係を築くことも可能です。今まで自分が考えていないような人生を歩んできた人と話をするのはとても面白いと思います。夜勤の良いところは、日頃出会えない人と出会える場の1つとも言えるでしょう。
Q.女性ですが男性ばかりの職場ですよね?
工場の夜勤で働いている人の多くは男性というイメージがありますが、確かに割合では男性のほうが多いと思います。と言っても工場の職種によっては女性の割合が多い職場(食品加工業など)も多くあります。女性だけど工場の夜勤で働きたい、けれど少し心配という方もいると思いますが、最近では期間工などの職場でも女性を見かけることも多くなりました。重いものを持ったり運んだりする職場は、女性は配属されることはありません。軽作業の業務に配属されることが多いです。
女性でも安心して働ける夜勤の工場は近年多くなっていると印象です。お仕事を始める前の面接で、女性の割合がどれくらいいるのかというのも、もし気になるようであれば面接担当の方に聞いてみるのも良いでしょう。
Q.夜勤は稼げるの?
夜勤は朝やお昼の明るい時間に働くよりも給与は多くなります。というのも「深夜労働手当」というものがつくからです。
深夜労働手当というのは、午後10から午前5時の間に働いた時は25%増しの深夜労働手当(深夜勤務手当)を労働者に支払う義務があるからです。
例えば時給が1000円だった場合、午後10時から午前5時の時間帯の勤務は25%の深夜勤務手当がつくことで、1250円(250円が手当)となります。ちなみに残業が重なった場合、さらに25%の上乗せで1000円ベースの時給が1500円、つまり1.5倍になります。
深夜労働、夜勤は深夜勤務手当がでることで、お昼に働くよりも短い時間で多く稼ぐことができるというわけです。お金に余裕の欲しい方、今よりも収入を増やしたい方は夜勤で働くことがとても良いという事がわかりますね。
工場の夜勤でおすすめのお仕事は?
工場の夜勤、おすすめのお仕事とってあるのでしょうか?おそらく人によっては、向き不向き、給与額、作業内容など個々のきぼうによっておすすめのものが変わります。
まず初めに、工場の夜勤にはさまざまな職種があります。
・期間工(トヨタなどの自動車製造)
・ピッキング(アマゾンやツタヤなど)
・食品関係
・軽作業
・仕分け(ヤマトなど)
・精密加工や組み立て
・フォークリフトで運搬
工場内の夜勤のお仕事って色々あるんです。男性で人気のある職場と言えばやはり「期間工」です。期間工は自動車製造業で、夜勤と日勤のお仕事を2週間ごとに交代して働くことになります。寮が完備されている工場も多いので、安心して働くことができます。給与もとても良い(月収30万円以上)ので、人気のある職種と言えるでしょう。
肉体労働がそれほど得意ではないという方は軽作業、特にピッキングはおすすめの職種です。アマゾンの倉庫内のピッキング作業は、女性も多く働いています。食堂も完備、有休ももらえるので福利厚生が整っている印象です。施設内も清潔です。
アマゾンの夜勤に関してはこちらも参考に
食品関係の工場はコンビニのお弁当やスイーツ、パンやケーキ、お菓子の製造などが行われています。こちらも女性が多くみられる職場です。
仕分けの夜勤に関しては、宅配物の仕分けや本、アパレル、CDやDVDなどの仕分けが行われています。軽作業なので、女性も多く見られます。宅配物の仕分けに関しては軽作業ですが、かなり重労働の可能性もあります。面接担当の方に業務内容を事前に聞いておきましょう。
倉庫内夜勤者でフォークリフトの免許を持っている方はとても優遇されるので、持っておいて損はないでしょう。