夜勤をやると白髪ができる・増えるって本当?
「夜勤をやると白髪ができる・白髪が増えるよ」って本当なのでしょうか?
夜勤のお仕事は、夜中の暗い時間に仕事をして朝昼の明るい時間に寝るという生活サイクルです。人間の本来の活動時間は明るい時間に起きて活動して、暗くなったら眠るというサイクルになっています。
夜勤者は通常の生活サイクルと全く逆、昼夜逆転の生活です。そうなると問題なのは「健康面」。夜勤をやると体調を崩しやすくなったり、病気をしやすくなったりと、体が夜型になるまでは、さまざまな不調になる方も多いと思います。
夜中に働くのは心身ともに大きな負担をかけることは事実、では「白髪」ができたり、増えたりする因果関係というものはあるのでしょうか?今回は夜勤者の「白髪」を解説していきます。
夜勤で白髪ができる・増える
白髪ができる原因・増える原因
白髪ができる原因を解説していきます。白髪ができる原因は大きく分けて4つあります。
1.生活習慣の乱れによる白髪
生活習慣が乱れてしまうと、頭皮に大きな影響を与えます。生活習慣の乱れとは具体的には「食生活のバランスの乱れ」「睡眠不足」「疲労やストレス」などです。
食生活が乱れてしまうと、頭皮に影響をもたらします。健康な髪を維持するにはビタミンやたんぱく質、亜鉛などが必要です。
こちらの記事も参考にしてください。
食生活が偏ったもの(カップラーメンやジャンクフード等)や塩分、糖分の多い食べ物を好んで食べる方も多いと思います。逆にダイエット目的で過度な食事制限お頭皮によくありません。健康な黒髪をつくる、保つためには、頭皮に十分な栄養素を送る必要があります。
2.睡眠不足からの白髪
睡眠不足は頭皮に大きな影響をもたらします。夜勤を行うとどうしても睡眠時間が不規則、寝不足になりがちです。
こちらの記事も参考に
睡眠時間が不足すると血流が悪くなり、髪の毛の成長や健康な黒髪をつくることができなくなります。黒髪を保つには睡眠時間をしっかりとることが大切です。
3.疲労やストレスからの白髪
夜勤は昼夜逆転の生活のため、日勤で働くよりも思った以上に体へのダメージが大きいことがわかります。夜勤の連勤が続くと体への負担が大きくなり、睡眠をとっても疲労感が体から抜けない、常に疲労感を感じる状態になることもあります。
職場での仕事、人間関係、生活で不安や悩みを抱えることの精神的なストレスは頭皮にも大きな影響を与えます。
こちらの記事もお読みください。
健康的な黒髪を維持するためには、肉体的疲労をためない、精神的なストレスをためずにうまく解消していくことが大切です。
4.加齢や遺伝による白髪
年齢を重ねていくと、髪の毛に白いものが混じってくると感じてくる方も多いでしょう。加齢による白髪はどうしても避けられません。若白髪という言葉もあります。まだ20代や30代で白髪が髪の毛にまじりはじめたという方もいるでしょう。
若白髪は遺伝の可能性もあります。両親も若い時から白髪になり始めた場合、子供も若白髪になりやすい可能性が高いです。加齢や遺伝による白髪は、なかなか避けにくい問題でもあります。とは言っても、白髪になりにくい体質を作ることは可能です。
夜勤をやると白髪が増えるというのは本当ですが・・・
白髪ができる原因、増える原因を見てみましたが、多くの場合は「生活習慣の乱れ」が主な原因ということがわかります。
夜勤で働いている人はどうしても生活習慣が乱れがちになってしまいます。生活習慣が乱れてしまうと、白髪になる可能性を増やしてしまい、白髪になりやすい頭皮になることがわかります。
逆に考えると、白髪になる原因(生活習慣の乱れ)を改善することで、白髪を防げるということがわかりますよね。
生活習慣を改善する方法としては・・・
・食生活を改善する、バランスの良い食事を心がける
・睡眠を十分にとる
・疲労をためない体づくり、適度な運動で体力アップ
・ストレスをうまく解消する、休日をコンスタントにとる
という結論になります。加齢や遺伝による白髪は避けられませんが、生活習慣を改善することで、予防や白髪になることを遅らせることは可能です。