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夜勤で働くと「ウインターブルー」なりやすい? 原因と改善法 まとめ

夜勤に出勤前や仕事中や仕事後に、下記のようなことを感じることってありますか?
「気分が毎日さえない」
「夜勤や日常生活に何もやる気がおきない」
「だるい、疲れがとれない」

夜勤で働いているとこのようなことは普通とも言えるのですが、何日もこれらを感じることがあれば危険です。それは「ウインターブルー」という症状かもしれません。

今回はこの症状を解説、深堀りしていきます。夜勤で働いている人でウインターブルーの症状を感じている人って、すごく多い気がします。その原因や症状改善の方法も参考にしてください。

夜勤 ウインターブルー

 

夜勤で働く人のウインターブルーの原因と改善(対策)

ウインターブルーとは?

そもそもウインターブルーとはどのようなものを言うのでしょうか、調べてみました。ウインターブルーとは「季節性情動障害」「冬季うつ」(季節性感情障害や季節性気分障害)と呼ばれていて、うつ病に似た症状が冬場に起きることを言います。通常は春以降になると治る症状のようです。

一般的なうつ病の症状は、不眠や食欲の不振などがありますが、ウインターブルーの症状は少し違って、寝すぎや過食などの症状が現れることが多いです。

あなたは「ウインターブルー」??

「もしかしたらウインターブルーかも??」と心配している方。まずは簡単なチェックを行ってみましょう。あなたがウインターブルーかウインターブルーではないかのチェックリストです。

このチェックリストは日本テレビ系の情報番組「スッキリ」で取り上げられました。
・いくら寝ても眠い
・体がだるい・疲れがとれない
・甘いもの・炭水化物に手がでる
・家族や仕事に時間がかかったり、やる気がでない
・体重が増えた

3つ以上あてはまるとウインターブルーの可能性があるということです。しかし、夜勤で働く人にとって上記のほとんどがあてはまるかもしれません。なので上記5つにプラスして「気持ちに不安がある、精神的に疲れている」というリストも加えてみることにしました。3つ以上チェックがついて、これにもチェックがついた方はウインターブルー予備軍、もしくはその症状の可能性があるかもしれません。

ウインターブルーの原因

そもそもウインターブルーになる原因とは何でしょうか。ウインターブルーは10月、11月ごろから3月ぐらいまでに発症することが多い症状と言われています。その原因は冬の日照時間の不足が原因としてあげられます。日照時間が短くなることで、太陽の光を充分に浴びることができずに、神経伝達物質のセロトニンが不足、減少してしまう事になります。

セロトニンに関しては以前、こちらの記事でも軽くふれたことがあります。

 

セロトニンとは、脳内の神経伝達物質の1つで、感情や気分をコントロールするはたらきがあります。自律神経を整える効果や睡眠、体温調節など、人間の生体リズムを一定に保つことができます。セロトニンが不足してしまうと、脳の機能の減退から不眠や食欲減退、心のバランスが不安定な状態になってしまうこともあるのです。セロトニン不足により、ストレス障害やうつなどの不眠などになりやすくなるので、この物質の分泌を促すことがとても大事だと言われています。

では、セロトニンを分泌させるにはどうすれば良いのでしょうか?日光を浴びると体内でセロトニンが分泌され、メラトニンという物質に変化し自律神経を整える作用があります。

冬場は日照時間が短く、日光を浴びる時間も春や夏に比べても極端に短くなるので必然的に日光にあたれる時間が短くなりますよね。セロトニン生成に必要な太陽の光をあまり浴びれなくなることで、セロトニンが減少し生成も少なくなり、ウインターブルーになってしまうということです。これは季節に限らず地理的なものでも、このようなことがあるようです。緯度が高い地域(特に海外)で住んでいる方も、このような症状になりやすい、うつ病になる人が多いと言われています。

 

夜勤者はウインターブルーになりやすい

夜勤で働く私たちにとって「ウインターブルー」は身近なものと言えるかもしれません。というのも、私たちが太陽光を浴びれるのは、夜勤の帰宅時ぐらいではないでしょうか。

日中は主に睡眠をとるために、光を浴びることも少なくなります。(夜勤明けにお出かけしたりする方は除きます)ましてウインター(冬)だけでなく、春夏でもこの生活リズム(夜型生活)が続いてしまうので、精神的にブルーの状態になりやすい傾向にあるといっても過言ではありません。

夜勤者にとって「ウインターブルー」は普通のこと、夜勤で働く人、誰でもそうなる可能性があると言える症状だと思います。

 

ウインターブルーになるどどうなるのか

実際、ウインターブルーの症状になったらどうなるのでしょうか。

・食欲が増加する(甘いものや炭水化物の食べる量が増える)
・体がだるい
・いつも以上に寝すぎてしまう

あてはまる方もいるのではないでしょうか。うつ病とは全く逆の症状が出るということがわかりますよね。上記の症状をすでに感じている夜勤で働く方、ウインターブルーの可能性があります。

では、どうすればこれら症状を改善できるのでしょうか。

 

ウインターブルーを改善する方法

ウインターブルーの症状があると感じている方、改善方法はとても簡単です。

「太陽の光を浴びる」

これが改善への近道です。

日の光を浴びるために、晴天の午前中に30分以上、日光を浴びることが効果的だと言われています。

夜勤で疲れた体で帰宅する時、その日が晴天ならば太陽光を浴びることはそれほど難しいことではないと思います。

「日光を浴びる機会なんてないよ!」という方は、仕事がお休みの時、晴れていたら軽く散歩するのがおすすめです。

そんな時間もないよ!という方は、夜勤明けで外が明るい時間に、30分だけ光を浴びるのが良いでしょう。症状が悪化してしまうと、夜勤の仕事を休むことになったり、生活に支障が出る可能性もあります。太陽の光を浴びる時間をできるだけ作るようにしましょう。

 

夜勤で働きながら健康体でいるためにはどうすればよいのか?

ウインターブルーの症状は夜勤で働く方にとって、とても身近な症状だと思います。夜勤で働いていると生活も不規則、睡眠時間も不規則になりがちです。

正しい食習慣、睡眠、太陽の光をあびる、ストレス解消をする、軽い運動を行うことで、毎日を健康ですごすことができると思います。

すべてをすぐに改善することは難しいと思います。まずは1つずつの事柄を改善することで、病気をすることがない健康体を作っていきましょう。