夜勤明けで足が臭い?|足のニオイの原因と対策
夜勤明けで帰宅後、玄関でくつを脱いだ時に何か感じることはありませんか?そうです!「におい」です。仕事で汗をかいた足のにおいは強烈。くつもこまめににおいケアをしなければ、激臭をはなつこともあります。足のケアを怠ることで、においはもちろん、かゆみや水虫になることもあるかもしれません。今回は夜勤明けの足のにおいの原因、においの対策を解説していきます。
汗をかきやすいこの季節、足のニオイ対策をすることで快適に過ごしていきたいですよね。
夜勤明けに足が臭い原因とニオイの対策
足が臭い原因
夜勤明けの足のニオイってすごいですよね。毎日においには気を使っているのに、仕事後ってやっぱりにおいます。では、なぜ足がくさくなってしまうのか、その原因を解説します。
汗
足が臭くなる原因の1つに「汗」があります。足の裏は1日にコップ1杯の汗をかきます。足の裏には1平方センチメートルあたりに約600個もの汗腺が密集しています。汗自体は無臭ですが、表皮ブドウ球菌という菌が汗や皮脂や垢を食べて分解物を生成し、この分解された物質がにおいの原因だと言われています。
汗をかいて蒸れて雑菌が繁殖してしまうのが臭いにおいの原因となります。夜勤後は汗もかいているので、足のにおいは誰もがしている(におっている)のです。
靴
靴のにおい、気になりますよね。夜勤明けで帰宅して玄関でくつをぬぐと、なにか変なにおいがする。原因は夜勤ではいていたくつからのにおい。毎日履いている靴は雑菌の宝庫。仕事でかいた汗、皮脂、垢を雑菌は好みます。同じ靴を毎日履くことで雑菌も日に日に湧いてきます。ビニール製や革製の靴は密閉度が高いので、汗をかくと靴の中の湿度も高くなります。
工場夜勤、期間工で働く方の多くは安全靴を使用している方が多いと思います。安全靴は密閉度も高く、通気性はあまりよくありません。いや、ほとんど通気性がないと言っても過言ではありません。特に安全靴は雑菌が繁殖しやすく、においの原因になります。帰宅してから足をきれいに洗ったとしても、靴の中で雑菌が繁殖しているとにおい対策にはまったくなりません。
靴下
特に冬場、通気性の悪い靴下をはくことで足にあせをかいてしまって雑菌が繁殖、臭いの原因となります。特に女性はストッキングやブーツの着用が冬場に多いので気を付ける必要があります。
足のにおいの対策
夜勤明けの強烈な足のにおいや靴のにおい。どのようなことをすればにおいの対策ができるのでしょうか、まとめてみました。
足をよく洗う
夜勤明けの帰宅後は必ずシャワーを浴びて、足をよく洗う習慣をつけるようにしましょう。水虫の予防のためにも石鹸やボディソープで足の指の間まで丁寧に洗うことをお勧めします。できればボディーソープよりも石鹸で洗うことをおすすめします。というのも、ボディソープには保湿効果があり、足が保湿してしまう事でにおいの原因となることもあります。
足の洗い方は、ごしごし力強く洗うのではなく、やさしく汚れを落とす感覚で洗います。夜勤後は必ず足を洗う習慣をつけましょう。
おすすめの石鹸は「牛乳石鹸」です。価格もリーズナブル、においもとても良いです。私も使っています。
靴を干す、乾かす
足をきれいにしたので、足が臭いことはなくなる!と感じている方、靴にこそ雑菌がいっぱい繁殖していることを忘れないでください。足のにおいの原因はくつにあるかもしれないのです。
夜勤終了の帰宅後、靴を脱いだら消臭スプレーを必ず靴にしておきましょう。消臭と菌に作用するものを使うことで悪臭の原因をなくすことができます。スプレーはなるべく無香料のものがおすすめ。
スプレーをし終えたら、靴用の乾燥材を入れておきましょう。次の日の出勤前まで入れておくと、靴内部の湿っぽさがなくなります。においもなくなります。
週末は靴を天日干しにしておくことをおすすめします。日の光でくつの中の湿っぽさがなくなります。もしできるのであれば、靴を洗いましょう。洗う手間が面倒くさいという方は、コインランドリーで300円ほどで洗いと乾燥までできます。自宅で靴を乾かせて除菌や脱臭もできるものもあります。
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夜勤用の靴は、2足から3足ほど購入しておいて、1週間ごとにはきかえることをおすすめします。何日も何週間も同じ靴をはいていると、靴の中の雑菌が繁殖してにおいの原因となります。靴を長持ちさせるためにも、週ごとにはきかえるのが良いです。スペアの靴があると、毎週靴を洗うこともできますし、足をいつも清潔な状態のままにできます。
雨や雪の時にはいた後は特に注意
長雨が続く梅雨時期、汗をかきやすい夏場、雪が降り続く冬など、靴の外や中に湿気がたまったり、濡れたりすることが多いと思います。靴が中や外が濡れてそのままにしておくと、雑菌がわいて、悪臭をはなつかもしれません。くつの乾燥と消臭などのケアは帰宅後に忘れずに行いましょう。