夜勤のデメリットまとめ|お金も大事だけどそれよりも大切なことがある

夜勤はお金をいっぱい稼げるし、日中も時間をとれるから良いよね!と思って夜勤をやってみると・・・、メリットだけではなくデメリットもあることがわかります。今回は夜勤のデメリットを5つ紹介します。これから夜勤をはじめようと思う方、これからはじめる方、夜勤をやってみたいと思っている方は参考にしてください。副題で「お金もだいじだけどそれよりも大切なことがある」と書きました。下記で説明するデメリットを見てもらえればわかると思います。デメリットを理解した上で、充実した夜勤ライフを楽しみましょう。

夜勤を行うといくつかのデメリットがあることがわかりました。大きく分けて5つあります。

1.夜勤をやると寿命が縮む??

夜勤のデメリット、1つ目は「夜勤は寿命が縮む」という説。夜勤をやると本当に寿命は縮むのか?というのは、本当でもありうそでもあります。

詳しくはこちら
夜勤で寿命が縮むは本当なのか?

以前とりあげた内容ですが、夜勤をやると寿命が縮むというのは言い換えると「体内時計を整える」ということが大切だとわかります。体内時計が乱れてしまうと、さまざまな病気のリスクが高まるために健康を崩しがちになって、その結果で寿命が縮むということが言えるでしょう。夜勤をおこなうと、体が夜の生活に慣れるまでには時間が必要です。自分の体内時計をうまく保つためには、充分な睡眠をとること、食事をしっかりとること、太陽の光を浴びることが大切です。

夜勤を始めたばかりの方は、生活バランスを整えるのに苦労すると思いますが、これら3つのポイントをしっかり守れば、健康を維持しつつ、良い仕事ができるでしょう。

2.体調を崩しやすい

1つ目の「夜勤をやると寿命が縮む」と言われているのは、健康状態を保つことが難しいからだということがわかりました。2つ目の「体調を崩しやすい」というのが関連しています。
普段寝ている時間に起きて仕事を行い、普段起きている時間に寝ている、ということを考えると体調を崩しやすいのは、ごく普通なことと思えてしまいますよね。

夜勤を行うと、体への負担が大きいうえに、充分な休息をとっていても、突然の眠気や身体のだるさを感じている方も多いと思います。病は気から、ということも言いますが、夜勤を行うと精神的なストレスもたまりがちになります。

若いうちの夜勤は体力もあって、体への負担も少なく感じますが、年齢を重ねるごとに体力的にきつく感じるようになります。体調を崩しやすいのは、普段の疲れがたまりがちになった体の時(病気の抵抗力が下がった時)に体調を崩しがちになります。いかに疲労を少なくしていくかを考える必要もあります。

3.睡眠に支障がでる

夜勤を行うと日中に睡眠をとることになりますが、外が明るすぎて眠れないという方が多いです。夜勤後に帰宅してベッドに入り眠りにつこうと思っていたのに、外から漏れる光でなかなか寝付けない、暗くないと寝れないという方が多いです。

夜勤明けは特にそんな感じになる方が多いと思います。休日になるといつも働いていて起きている時間(夕方や夜、深夜帯等)、急に睡魔におそわれることもあります。夜勤後に帰宅した後は、なるべくカーテンを閉めて(遮光カーテンがおすすめ)、外の光が漏れないような生活を心がけることが必要です。寝る前にテレビやスマホなどを見続けてしまうと、寝付けなくなることもあります。帰宅後はテレビやスマホを見るのはほどほどにしておきましょう。

4.精神面や肉体面に問題が起こりやすい

夜勤を行うとどうしても出てくる問題があります。それはメンタルが弱まることです。精神的に強い人は問題ないのですが、日頃の悩みや不安、将来への漠然とした不安、怒りや悲しみなどのマイナスな感情がどうしても出てくることがあります。

そのような精神状態になる原因は、身体の疲れや睡眠不足、リフレッシュ不足などがあげられますが、それらが充分でもマイナス感情が出てくることがあります。マイナスな感情を感じた時にどうするのか、そのような感情を少なくするにはどうすればいいのかを事前に考えておく必要があると思います。

夜勤を行うと食生活も不規則になり、太りやすい体になりがちです。

詳しくはこちら→夜勤は太るのか?原因と対策

太りやすい体になってしまうと、不健康になってしまい体に異変を感じやすくなるかもしれません。2で説明した「体調を崩しやすい」というのも関係することになります。夜勤者は日頃から適度な運動やバランスの良い食事を心がけることが大切になります。

5.友人や恋人、配偶者、家族との時間が合わせにくい

夜勤を行うと、周囲の人たちとの時間のずれを感じることがあります。周りが働き始める時に帰宅して睡眠をとり、周りが帰宅して睡眠をとる時間に働いているので、生活スタイルが全く逆になってしまうということになります。

仕事終わりに友人や恋人と食事に行こうと思っても時間帯が全く合わない、家族との団欒、子供との時間もかなり限られることになります。自分が寝ている時間、家族は音をなるべくたてないように気を使うところもあるので、居心地の悪さを感じたり、申し訳なく思ったりすることもあるでしょう。夜勤者にとって周囲との人間関係はとても大切なものです。夜勤を行うと孤独感を感じることが多いので、自分の周囲にいる人たちの大切さがあらためてわかります。

夜勤はメリットも多いがデメリットのあることを認識しておく

夜勤のいちばんのメリットは金銭的なものだと思います。日中に働くよりも、世間が眠りについている時に働くほうが、短い時間で効率的にお金を稼ぐことができます。とは言え、生きていく上でお金は大切なものですが、それよりも大切なものは健康です。健康を害してしまえば、働くことも遊びに行くこともできません。

夜勤を行うと、うまく睡眠時間をがとることができずに体調を崩してしまったりすることはよくあります。睡眠時間を充分にとり、バランスの良い食事を取ることを常に心がける必要が夜勤者にはあります。夜勤をまだやったことがない方、これから行おうとしている方は、金銭面以外のデメリットをよく認識しておく必要があります。