夜勤前や夜勤中に腹痛による下痢 おなかが痛くなる原因
夜勤前や夜勤中におこる腹痛、そして下痢、つらいですよね。仕事を中断してトイレに行く必要がでてきて、周囲の人にも迷惑をかけてしまうことも。腹痛がよくある、習慣化している人もいるかもしれません。
では腹痛による下痢の原因とは何なのでしょうか。原因がわかれば、腹痛になる前に事前に対策をとることも可能ですよね。今回はそれを解説していきます。
夜勤前や夜勤中におなかが痛くなる原因
夜勤前や夜勤中におなかが痛くなった場合、考えられる要因が大きくわけて3つあります。以下でそれぞれを説明しています。
ストレスなどの自律神経の乱れ
仕事の精神的ストレスから自律神経が乱れてしまい、腹痛を起こして下痢をしてしまいます。夜勤をしている方の多くが仕事前や仕事中におなかが痛くなる大きな原因の1つがこれでしょう。
夏場にエアコンのきいた室内で、冬場に暖房のきいた室内でお仕事をしている方も注意する必要があります。外気温との寒暖差による身体的ストレスから、内蔵の働きを調節する自律神経が乱れることもあるのです。
食べ過ぎや飲み過ぎによるもの
いつもよりも多めの食事や間食などで胃痛や腹痛が起こることがあります。お酒の飲みすぎ、炭酸飲料の飲みすぎも胃の粘膜に炎症をおこすこともあります。
夜勤中にお腹が空くから、夜勤前には多めに食べてしまうことで胃痛や腹痛になった経験がある方も多いと思います。
内蔵の炎症
急性胃腸炎や潰瘍、膵炎、腎炎など疾患が原因で腹痛を起こすことがあります。いつもの腹痛と思っていたのに、痛みがいつもよりひどいと感じた時はすぐに病院へ行ったほうが良いです。
盲腸、いわゆる虫垂炎はお腹全体に痛みが生じる可能性もあります。すぐに痛みがなくなると思って油断すると大変なことになるので注意が必要です。
腹痛が起きた時にどうすべきか?
夜勤前や夜勤中にに腹痛になった場合はどうするべきなのか?対処法を解説していきます。
下痢による腹痛の場合
食べ過ぎによる腹痛、体の冷えからの腹痛、それによる下痢は下痢止めなどのお薬を服用することをおすすめします。下痢がひどい場合は、仕事を休む、仕事を中断して帰宅する(会社に体調不良を申し出る)ことをおすすめします。
腹痛による下痢などにおすすめのお薬はこちら
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嘔吐を伴う腹痛の場合
嘔吐がある腹痛、発熱がある場合はすぐに医師の診察を受ける必要があります。食中毒やノロウイルス、赤痢、コレラなどの原因が考えられます。重症化する前にすぐにお医者さんに診察してもらいましょう。
激しい下痢の場合は体内の水分が大量に失われている状態になっています。身体が脱水状態になっている可能性があるので、ミネラルウォーターやポカリスエットなどのスポーツドリンク、OS1などの水分をこまめにとるようにしてください。食べ物は消化の良いもの、おかゆやあたたかいスープなど胃腸に負担をかけないものを食べるようにしましょう。
夜勤前や夜勤中に冷たいものをとりすぎたり、炭酸飲料を飲みすぎたり、カフェイン類や刺激の多いものをとりすぎた場合におきる腹痛による下痢は、食生活の改善が必要と言えるでしょう。
胃腸に負担をかけない飲み物、常温のミネラルウォーターや冷たすぎないスポーツドリンクをおすすめします。ストレス、自律神経の乱れからの腹痛や下痢は食生活はもちろん、睡眠、休養などを積極的に行いましょう。夜勤で働いていると、どうしても自律神経の乱れから健康を害してしまうことが多いです。適度な休養やリラックスタイムを生活にとりいれていきましょう。
自律神経の乱れを整える方法はこちらの記事を参考に
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