夜勤の人は結婚できない・・・と言われる、その理由とは何でしょう??

夜勤をやっている人の悩み、それは将来のことです。男性女性関係なく、不安になります。
「このまま夜勤を続けていていいのか」
「将来どうなるのか」
「夜勤辞めたらどうしよう」

など、将来の漠然の不安が頭をよぎります。その中でも「結婚」は夜勤者にとっては大きな悩みとなっています。すでに結婚されている方はともかく、現在独身の男性の方、女性の方。結婚についてどう考えていますか?

今回は「夜勤の人は結婚できない」と言われる理由を考えていきます。

夜勤の人は結婚できない理由

なぜ「夜勤の人は結婚できない」と言われるのか?

「夜勤の人は結婚できない」と一般的に言われている理由を考えてみましょう。

出会いがない

夜勤をやると昼夜逆転の生活のために、日中に活動することがあまり多くありません。友人や知人と時間を合わせるのが難しくなり、疎遠になりがちです。

気づいたら職場の同僚(しかも同性)としか、プライベートでは遊ばないということになってしまいます。この傾向は特に男性に多いと思います。工場夜勤で働いている男性は職場に女性も少なく、ほとんど出会いがないと言っても過言ではありません。出会いを求めているのに、良い出会いに巡り合えない・・・、夜勤の男性の切実な悩みですね。

出会いを求めることがなくなる

夜勤をやっている方はわかると思うのですが、仕事がきついと体の疲労もとれずに、お休みの時は1日中寝ているという方も多いはずです。休みの日に婚活や出会いを求める気力もほぼなくなります。出会いは自分が動かないと、誰とも出会えません。相手側から自分のところに来るということは、よほどのイケメンや美人でない限りはないと言っていいでしょう。結婚する、交際相手を求めるには、やはり自分で動く必要があります。

とは言え、夜勤の疲労感からの出会いを求める気持ちが減るのはしょうがないことかもしれません。

すれ違い生活に耐えられない

お付き合いしている相手が夜勤をしている、というお話を2つ紹介します。

・女性は日勤で9時から18時までの仕事、男性は夜勤のお仕事をしています。彼女の出勤時間に彼は帰宅、彼女の帰宅時間は彼はまだ寝ています。彼のお休みは土日休みではなく平日、祝日は休みではなく基本的に出勤。(彼女は土日祝日はおやすみ)休みの日も全く合わせられず、常にすれ違いのお付き合い。彼が彼女の時間に合わせて会っても、疲れて寝ているだけ。

彼女が将来に不安を覚えて、結婚をあきらめて、そんな彼と別れる決断をします・・・(終)。

・彼女が看護師で、彼は日勤で働くサラリーマン。彼女は仕事上、夜勤や残業がとても多く、土日休みの彼と予定を合わせられないことも多くあります。LINEや電話の返信も遅く、彼にとっては不満が募る毎日。彼は彼女と別れる決断をします・・・(終)

夜勤者で彼氏彼女がいる人の悩みの1つである「すれ違い」。夜勤をやると結婚できないと言われる原因の1つはこれですよね。すれ違いの生活はお互いの心の隙間を埋め合わせることなく、ひづみを生み、破綻の道へとつながることもあります。お互いの状況を理解していても、会いたい時に会えないのはストレスがたまりますよね。

金銭的な不安

非正規で夜勤をやっている方にとって「結婚」は大きな悩みの1つ。日勤で働くよりも金銭的にも多く稼ぐことができるというのが夜勤のメリットでもあるのですが、雇用面での不安があります。自動車製造の期間工は給与額は良いのですが、景気に左右されるお仕事の1つでもあり、国内や海外の景気が悪くなると仕事が減ってしまったり、解雇や出勤停止になる可能性も少なくありません。

女性の視点から見ると、非正規で働いている男性と結婚して幸せになれるのか、という不安が常に心の中にあります。非正規で働いている男性は、婚活してもうまくいくことはほとんどありません。やはり雇用の不安というのは、本人もそうですが、自分の周囲へも不安を抱かせることになっています。

夜勤の人は結婚できないというのは本当でもあり、ウソでもある

夜勤の人で、現在お付き合いしている相手がいない、そのような相手もしばらくいないという人もいれば、男性女性に限らず、結婚している人はあなたの職場にいるはずです。旦那さんが非正規の夜勤で働いている人も多いでしょう。

つまり「夜勤の人は結婚できない」ということではなさそうです。交際相手がいてこその結婚、その交際相手を探すためには、行動が不可欠です。相手からやってくるということはほぼない、と考えたほうが良いでしょう。

出会いを見つけるには、夜勤で疲労して休みの日はいつも寝ている、という生活パターンを変える必要があると思います。夜勤がお休みの日に自分は何をしているのかを考えて、現在のパターンを変える努力をまずは始めてみましょう。(交際相手が欲しい!結婚したいと思う方は特に)